吃音のある人の就労支援、就労移行支援事業とは?

吃音者、吃音のある学生など、吃音者の就職活動は2017年現在とても困難です。

なぜ困難なのか?

それは吃音者と雇用する側採用側の企業団体、公的機関の人事部、人事採用担当者とのパイプがないことが原因です。このように人事業界とのパイプすら形成できなかったことは吃音業界の派閥抗争が大きな影響を与えているでしょう。

 

吃音を扱う就労移行支援事業も存在しません。発達障害者を得意とする就労移行支援事業所でも吃音者の支援は難しいとか、情報がないとか、吃音者は障害受容ができていない人が多いので避けたいという本音がある場合もあります。

 

 

吃音者は吃音者同士の情報しか持っていません。

吃音があるけど働いている先輩の話。

これしか情報源がないのです。

吃音のある子どもや学生、お父さん、お母さん、保護者はこのような「成功事例・成功体験」だけを信じている場合もあります。『個人の感想です。実際の効果効能を証明するものではありません』テレビの通販やインターネットの通販でよく聞くフレーズを思い出してみてほしいと考えます。子どもが吃音の場合はお父さん、お母さんが働いている組織の人事部に具体的に吃音者が採用に応募してきたら受け入れるのか?と質問してみるのも良いでしょう。その際障害者手帳を持っていたほうがいいのか?持っていなくてもいいのか?という部分も質問してみましょう。その回答が現在の日本国内の実情になります。

 

 

先輩吃音者の成功体験とは?

 

・一般枠で吃音をカミングアウトして、大いに吃って、私は吃音者だと職場でカミングアウトしているという先輩吃音者の話

・一般枠で吃音をカミングアウトしないで、吃音を隠して仕事をしている先輩吃音者

・吃音があっても、障害者手帳を持っていなくても、履歴書やエントリーシートで合理的配慮を求めれば大丈夫だという先輩吃音者

・吃音を打ち明けて採用されないなら、そんな企業団体、公的機関とは縁がなくてよかったと逆に考えろという先輩吃音者

 

雇用する側、採用側はどのような吃音者なら採用したいのか?

障害者手帳を持っていたほうが採用されやすいのか?

障害者手帳を持っていなくても、法定雇用率に計算できなくても採用するという企業団体や公的機関は本当に存在するのか?

 

そういったことがとても大切になりますが吃音業界には情報がまわってきません。

先輩吃音者の時代は学歴や学校推薦、2017年現在のような就職活動ではなかったということも重要なのですが。吃音以外の発達障害者の間で共有されている。カミングアウトしないなら隠し通せるなら一般枠、1%でも合理的配慮を求める、障害や病気を告白するなら障害者手帳を持っていなければいけないという貴重な重要な情報は吃音業界で共有されていないのが事実です。

 

 

色々なケースをブログ記事にまとめましたのでご覧ください。

 

就労移行支援事業所や高校・大学の進路指導や就職支援室やキャリア支援室、障害学生支援室は吃音者にどう対応すればいい?

http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2016/12/blog-post.html

 

【随時更新 吃音Q&A】人事採用担当者の方へ 吃音者雇用ガイドライン 働く吃音者への合理的配慮とはなにか? 吃音者を採用する場合はどうしたらよいのか? 吃音者採用事例 雇用事例について

http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html

 

吃音をカミングアウトしているという吃音者の先輩の就職体験談を聞くときに気をつけることとは?

http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/05/blog-post_29.html

 

園や学校でカミングアウトする場合と就職活動でカミングアウトする場合の違い

http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/05/blog-post_30.html

 

新卒前に学生の身分で公費負担利用できる就労支援は今後必要になるか?

http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/06/blog-post_7.html

 

吃音者・吃音のある子どもは就労移行支援事業所や放課後等デイサービス何を基準に選択すればいいの?

http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/06/blog-post.html

 

【吃音Q&A】吃音は発話発語の障害 そして相手、聞き手の時間を奪う障害

http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/06/q.html